※個人的な観測範囲内でのまとめになるため実際の数値とは誤差が生じる可能性があります。
※個人的な備忘録であるため、いち個人の感覚で書かれています。
立ち位置の変化
【スペルリリアン】の大きなダメージソースであった《絞殺ワイヤー》のナーフ、そしてディアブロの躍進を受けて21.6環境よりも立ち位置が悪くなりました。他のクラスとの相対的な安定感や強さを比較すると単独でTierCからTierDに落ちたように感じます。
11月30日現在、21.8環境にてヒロイック・カジュアルを含めて10勝以上を記録している戦績は確認出来る限り3件しかありません。10~11勝の戦績はSNS等に投稿しないプレイヤーが大半なのでトラッカーの記録以外から見つけるのは困難です。しかし、使用率を加味するとそれらの戦績を含めても両手で数えられる数くらいしか結果を出せていないと思います。
デッキタイプ
【スペルリリアン】
デッキコード
AAEBAaIHD70EiAff4wKqywP31APi3QOp6wOs6wOt6wOu6wOO9AOh9AOSnwSUnwT3nwQAAA==
ヒロイック12勝報告あり。
パッシブ1,2共にの受けが非常に狭い博打デッキ。前環境の時点で後半戦のドローソース不足と火力不足が目立つデッキでしたが、《絞殺ワイヤー》がナーフされたことによりデッキの欠陥はより顕著になりました。21.6環境ではパッシブ2の受けが《おっと、全部呪文!》のみ*1という制限がありましたが、現在はそれに加えてパッシブ1が《弟子のローブ》、《ファイアシェイパー》等のスペル火力増強系パッシブでなくては最大40になる相手の体力を削り切れないという悲惨な現状となっています*2。
スペル軸デッキがスペル軸最強パッシブの《おっと、全部呪文!》を取っても安定した勝利が望めないというのが【スペルリリアン】の不安定さを物語っています。
おまけに、この手のバーンデッキは前半戦で強いため、パッシブ2を得るまでの3戦を全勝で超えられる可能性が高いという強みを持っていました。しかし、《絞殺ワイヤー》のナーフでその強みが削がれてしまいました。これも【スペルリリアン】の後退の要因の一つとして考えられます。
【雄叫びリリアン】
バケゴミ(バケットがゴミカス)という致命的な欠点を差し引いてもエレメンタルや魂の欠片のようなカード間のシナジーがないため他のクラスの雄叫びデッキと比較するとパワー不足を感じます。このクラス固有のカード間シナジーが生まれない限り、リリアンが雄叫び軸で環境に乗り込むのは難しいでしょう。
【武器リリアン】
デッキコード
AAECAaIHD6rLA4jQA4vQA6rSA/fUA4HkA6nrA6rrA6zrA63rA6aKBP2VBPefBPugBMajBAAA
ヒロイック12勝報告あり。
《グロマッシュの腕当て》のリメイクによる追い風が期待されていたデッキタイプでしたが、思うような結果が出せませんでした。主な原因は同じく《グロマッシュの腕当て》リメイクの恩恵を受けたテュラリオンの増加です。ミニオン展開をしないデッキに対して滅法強い【聖盾テュラリオン】が増加したことにより【武器リリアン】は今まで以上に厳しい立ち位置となりました。
また、テュラリオンの《グロマッシュの腕当て》のサーチ先である《RGS》への対策として雄叫び軸のデッキで《腐り錆のクサリヘビ》の採用が目立つようになりました。これも1つの武器へ投資を大量にする【武器リリアン】にとっては激しい向かい風となっています。
まとめ
参考サイト・ページ/使用トラッカーなど