睨視者

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【#ハースストーン】22.0環境リリアン備忘録【「アルタラック」プレリリース〜フリーズモザキ強化前】

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※個人的な観測範囲内でのまとめになるため実際の数値とは誤差が生じる可能性があります。

※個人的な備忘録であるため、いち個人の感覚で書かれています。

22.0パッチアップデート内容

playhearthstone.com

めぼしいアップデートはスレイトの断末魔パッシブ解禁カードプールの拡張パッシブお宝の追加の3つです。それぞれの項目に分けて影響を見ていきます。

【断末魔スレイト】のパッシブ解禁

22.0環境からスレイトに断末魔シナジーのパッシブお宝が提示されるように変更されました。今まで不具合で提示がされていなかった訳ではなく、【断末魔スレイト】のデッキパワーがあまりにも高すぎたため意図的に提示がされませんでした。

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新規断末魔パッシブ2《迅速な埋葬》《デスストライダー》《デスゲーム》が織りなすシナジースレイトを即座に環境トップへと押し上げました。マリガンで《デスストライダー》を引けた場合は後攻1ターン目に勝負が決まることもそうそう珍しいことではありませんでした。この影響でトップTierではパワーバランスの変化が起き、スレイト及びスレイトに強いモザキのピック率が上がったことで相対的にリリアンの天敵テュラリオンが若干ですが数を減らしました。しかし、リリアンにとっては【フリーズモザキ】も天敵であるため環境的に不利な状況は変わりません。依然として最下位を独走中なので自分のデッキのコンセプトを実行することで精一杯です。

カードプールの拡張

新拡張「アルタラック」で強くプッシュされていた【強盗リリアン【断末魔リリアンも良い結果を残せませんでした。リリアン復活の頼みの綱であった《影業師スキャブス》も7ターン目までに決着が付くことが多かったため、あまり理想的な働きは出来ませんでした。

旧拡張「GvG」は過去の拡張ということもあり大半のカードがパワー不足を拭えませんでした。ただ、その中でも唯一輝きを失わなかったカードが《ティンカーの刃研ぎ油》です。武器バフでは破格の3点は【武器リリアンの序盤の安定性向上へと繋がりました。それと同時に突撃を持つ《南海の甲板員》はバースト要員として評価が上がりました。

パッシブお宝の追加

パッシブお宝が新たに約10種類追加されました。しかし、《エルーンの偶像》以外のパッシブお宝は現在のリリアンにあまり優位に働くものではありませんでした。

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《エルーンの偶像》は高コストでバリューの高いスペルと相性が良いので細かいスペルを乱射する【スペルリリアン】との相性はそれほど良くありません。しかし、武器バフを1ターンずつ刻んでいく【武器リリアンは実質武器バフを2倍にできるためパッシブ2の中では比較的相性が良いお宝になります。実際に《エルーンの偶像》を使用した【武器リリアンのカジュアル12勝の報告が出ています。

相対的立ち位置の変化

落ちました。TierDからTierFです。他のデッキタイプが「アルタラック」の新規カードを取り込みパワーアップした中で完全に置いていかれました。

TierCが弱い、TierDが物凄く弱いとすると、TierFは存在意義が危ういというところでしょうか。もうそのレベルまで来ています。もしかしたら時が来たらディアブロの代わりにリリアンがウィザード・デュエルから退場するかもしれませんね(冗談にならない)。

デッキタイプ

【スペルリリアン】

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デッキコード

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サンプルデッキは21.8環境のものと同様です。
前環境まではリリアンの唯一の希望のような立ち位置でしたが、22.0環境では思ったような結果を出すことが出来ませんでした。

【武器リリアン

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デッキコードAAEBAaIHD9QF7gavELvvAqrLA/fUA/PdA6nrA6zrA72ABL+ABKaKBPuKBJKfBPefBAAA

ヒロイック12勝報告あり。

カードプール拡張で初期デッキに《ティンカーの刃研ぎ油》を採用できるようになり、武器バフを安定して供給できるようになりました。これにより前環境と比較すると初期デッキのパワーがやんわり上がっています。ほんの少しだけですが。

また、環境の中心がスレイトに移り変わり、勝つことがほぼ不可能なマッチの【聖盾テュラリオン】が(前環境と比較して)数を減らしました。この環境の変化は武器でダメージを通すこのデッキタイプにとっては追い風となりました。しかし、他のクラスと比較するとお宝の噛み合いによる博打デッキであることには変わらず、不安定で低アベレージという状態は変わっていません。

【クエスリリアン

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デッキコードAAEBAaIHD4gFl8EChsICw+oCqssD3NsD590D890Dw+EDkuQD+4oEoY0E9p8E958EnKAEAAA=

《戦羊騎兵司令官》の追加で大幅な強化を受けたデッキタイプ。パッシブ2で《闘争のトーテム》をピックできた場合は《戦羊騎兵司令官》1枚を引くだけでクエストを達成できます。

すでに数人のプレイヤーがこのデッキタイプを試してはいますが、10勝や11勝といった大きな勝利の結果報告は見当たりません。終盤になればなるほど《戦羊騎兵司令官》へのアクセスが難しくなるという弱点を如何にカバーするのかが課題となっているようです。

【強盗リリアン】/【断末魔リリアン

サンプルデッキなし。

「アルタラック」で再度プッシュされたシナジーです。どちらもバケット報酬の種類が20種類超と非常に多く、当たりと外れの振れ幅が激し過ぎるためデッキの軸とするには不安定です。コンセプトと強いシナジーを持つ愛用の宝物やヒロパがないということもあり、思うような結果を残せていないのが現状です。

まとめ

リリアンは常に落ち目。

・もし使うなら【武器リリアンが無難。

参考サイト・ページ/使用トラッカー

outof.cards

go.overwolf.com