睨視者

好きなゲームはドラゴンクエストライバルズです

GP P.U.N.K.

 

はじめに

こういう前書き書くの苦手すぎて10分くらい考え込みました。

久々に好きなデッキが良い感じに纏まってきたのでとりあえず記録に残しておきます。

WPPで追加されたテーマはほぼ確実に約半年後の通常拡張で追加新規カードが1枚貰えるのでそれまではゆっくり手に馴染むよう微調整していきます。

デッキレシピ

www.db.yugioh-card.com

一般的な【GP P.U.N.K.】よりもP.U.N.K.色強めの構築になっています。人によってはP.U.N.K.ギミックは《No-P.U.N.K.セアミン》及びそれにアクセスできるカード+《Jo-P.U.N.K.Mme.スパイダー》+P.U.N.K.罠カードのみに絞ることもあるそうです。へ〜って感じですね(何も響いてない)。

では、採用したカードの中で採用理由が書けそうなものは書いていきます。

P.U.N.K.

《No-P.U.N.K.セアミン》(以下セアミン)

《No-P.U.N.K.フォクシー・チューン》(以下フォクシー)

《No-P.U.N.K.オーガ・ナンバー》

《緊急テレポート》

いつものP.U.N.K.初動。《セアミン》にさえアクセスできればなんとかなるのがP.U.N.K.の強みの一つですね。

《セアミン》初動の展開はまた後で紹介します。

 

《Uk-P.U.N.K.娑楽斎》(以下娑楽斎)

《Uk-P.U.N.K.カープライジング》(以下カープライジング)

ハイリスクハイリターンの権化。

これらのカードを採用することでフォクシーが1枚初動になります*1。また、展開の際に《娑楽斎》から《カープライジング》を経由することでデッキからレベル8以外の任意のP.U.N.K.モンスターをリクルートできるようになるため展開の幅が広くなります。《娑楽斎》を使用した具体的な展開例はまた後で紹介します。

ちなみに融合先の《カープライジング》の①の効果にうららを当てられると詰みます。この記事を読んでいる方は対面P.U.N.K.が《カープライジング》を出してきた際は絶対にうららを投げないでください。

 

《Ga-P.U.N.K.ワゴン》(以下ワゴン)

《Jo-P.U.N.K.Mme.スパイダー》(以下スパイダー)

P.U.N.K.と名前の付いた魔罠サーチ要員。今までの混成P.U.N.K.デッキでは採用されないことも多々ありましたが、サーチ時のライフコストやレベル3がGPと相性が良いため【GP P.U.N.K.】では積極的に採用しています。

サーチ先がそれぞれ1枚積みなのでどちらもピン積みです。

 

《P.U.N.K.JAMエクストリーム・セッション》(以下エクストリーム・セッション)

P.U.N.K.の名を冠する魔法カード。上振れ製造機。

①と②の効果は両方とも優秀で、展開補助と手札補充に役立ってくれます。

このカードをサーチできる展開は《娑楽斎》を使用した展開になりますが、初手で握っているのであれば基本的な展開でも最初に発動しておくだけで《セアミン》と《スパイダー》のライフコストを支払う効果が《エクストリーム・セッション》の②の効果に反応して2ドローできます。

 

《Jo-P.U.N.K.デンジャラス・ガブ》(以下ガブ)

P.U.N.K.の名を冠する罠カード。《スパイダー》の効果でサーチができます。

このデッキは展開後の最終盤面にP.U.N.K.モンスターが存在しないパターンがあるのでP.U.N.K.モンスターがいないと妨害として機能し辛い《Jo-P.U.N.K.ナシワリ・サプライズ》ではなく《ガブ》を選択しました。また、モンスター除去であれば《GP-スタート・エンジン》や《GP-リオン》のシンクロ召喚による妨害で事足りそうなのもこちらを選んだ理由の一つです。

 

《No-P.U.N.K.ディアノート》(以下ディアノート)

《P.U.N.K.JAMドラゴン・ドライブ》の中継地点。このカードを経由すると《エクストリーム・セッション》の②のドロー効果を余すことなく使えます。また、レベル3P.U.N.K.と《ディアノート》で《P.U.N.K.JAMドラゴン・ドライブ》をシンクロ召喚しつつ、②の効果で墓地からレベル3P.U.N.K.を蘇生、さらに《エクストリーム・セッション》の①の効果でもう1体のレベル3P.U.N.K.特殊召喚することで《GP-チャリオット・キャリー号》へアクセス出来るのが非常に強力です。具体的な展開例はまた後で紹介します。

本当は2枚採用が望ましいのですが、デッキの枠が足りないので泣く泣く1枚となりました。

GP

《GP-Nヘッド》

シンクロ素材兼エクシーズ素材。②と③の効果はあまり使用しません。

《P.U.N.K.JAMドラゴン・ドライブ》を経由する展開をした場合、最終盤面に《ドラゴン・ドライブ》が棒立ちしてしまうので、手札から①の効果で特殊召喚して《ドラゴン・ドライブ》と共に《No.38希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》か《No.90銀河眼の光子卿》をエクシーズ召喚して妨害を増やします。そのほか、《GP-リオン》やレベル3P.U.N.K.とフィニッシャーの《サイコ・エンド・パニッシャー》や《Uk-P.U.N.K.アメイジング・ドラゴン》を出すこともできます。ただし、1枚で大きな展開へ繋がるカードではないので採用枚数は控えめです。

 

《GP-リオン》(以下リオン)

GPの展開兼妨害要員。

直接的な妨害手段は持ちませんが③の効果を相手メインフェイズに使用してレベル6・9・11のシンクロモンスターシンクロ召喚し、その着地時効果で妨害を行います。

②の蘇生効果使用後はGPモンスターしかEXデッキから特殊召喚出来ないデメリットを持ちますが、初動ではそもそもP.U.N.K.でライフを減らさないとGPは動き辛く、必然的に展開はP.U.N.K.→GPの順となるので大きな問題にはなりません。

ただし、相手ターンに《GP-スタート・エンジン》から特殊召喚した場合は後の展開を考えて②の効果を使うかよく吟味したいです。

 

《GP-キャプテン・キャリー》(以下キャリー)

召喚・特殊召喚時に強力な罠カード《GP-スタート・エンジン》をサーチできます。

それ以外書くことがありません。

 

《GP-ベター・ラック》(以下ベター・ラック)

《GP-チャリオット・キャリー号》でサーチできるデッキエンジン。

名称ターン1制限を持ち、キャリー号からサーチができるので採用枚数を減らすことも考えられますが、初動《セアミン》にうららや泡を当てられた時はベターラックでサーチした各種GPモンスターの①の効果から強引に動きたいので3投しました。要らなそうだったらフォクシーで切ります。

 

《GP-ゴー・ワイルド》

《GP-チャリオット・キャリー号》のサーチ先の予備。

《ベター・ラック》の効果が名称ターン1制限を持っているので初手に《ベター・ラック》を引いていた場合、《キャリー号》の効果でサーチする予備の魔法です。P.U.N.K.で常にライフロスを起こしているので●以下の効果を使うことはあまりありませんが、サイコエンドパニッシャーでリーサルを狙いたい時に役立つかもしれません。

 

《GP-スタート・エンジン》(以下スタート・エンジン)

GP最強の罠カード。相手の盤面を削りつつ《リオン》や《GP-RB》をデッキから特殊召喚することで新たな妨害を構えることができます・

12期のカードにしては珍しく名称ターン1制限が付いていないため手札でダブついても無駄になることは少ないです。また、3択の提示は同名カードも可能なので発動条件が軽いのも魅力的です。

その他

《幽鬼うさぎ》

《エクストリーム・セッション》と《ベター・ラック》のドローが手札誘発と相性が良いのでGうらら以外の手札誘発として採用しています。《エフェクト・ヴェーラー》と比較すると効果を無効化できない点で劣りますが《ドラゴン・ドライブ》でサーチできる点で勝ります。使用後は地味に《Uk-P.U.N.K.アメイジング・ドラゴン》の①の効果のカウントも稼いでくれます。🐉

エクストラデッキ

《GP-スター・リオン》

《獣神ヴァルカン》

《リオン》と《キャリー》でシンクロ召喚できる最も出し易い妨害用シンクロモンスター

基本的に妨害対象に破壊耐性があるかどうかでどちらをシンクロ召喚するか決めます。《獣神ヴァルカン》はシンクロ召喚時に《ベター・ラック》をバウンスすると次のターン以降にサーチ効果を再利用できるのでちょっと強いです。

 

《P.U.N.K.JAMドラゴン・ドライブ》(以下ドラゴン・ドライブ)

P.U.N.K.展開の上振れ要員。

基本的には《娑楽斎》を使用した展開で《カープライジング》の効果で特殊召喚した《ワゴン》と《ディアノート》を素材にシンクロ召喚します。

シンクロ召喚時もしくはP.U.N.K.効果での特殊召喚時にライフを払いつつ後続や手札誘発の《幽鬼うさぎ》をサーチ出来るので一見シンクロ召喚のディスアドバンテージを取り返せそうに見えますが、直接特殊召喚は出来ないためボードアドバンテージを取り返すのは苦手です。

【GP P.U.N.K.】はP.U.N.K.展開で《GP-チャリオット・キャリー号》にアクセス出来ないとデッキパワーが半分に落ちてしまうため無理に《ドラゴン・ドライブ》を出すのではなく、しっかりラストに《キャリー号》を出すのを見据えて展開を行いたいです。

 

《サイコ・エンド・パニッシャー

《Uk-P.U.N.K.アメイジング・ドラゴン》(以下アメイジング・ドラゴン)

このデッキのフィニッシャー。

アメイジング・ドラゴン》は①の効果で相手の場を退かしつつ、②の効果で追加打点を作れます。相手が壁を守備表示で散らしてきている時に効果的です。また、シンクロ素材が「チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上」と縛りが全くないので《リオン》の③の効果で妨害として使えるのも頭の片隅に置いておきたいです。

《サイコ・エンド・パニッシャー》は単純に打点がバカみたいに高いです。サイキック族ですが脳みそに筋肉が詰まっています。

 

《GP-チャリオット・キャリー号》(以下キャリー号)

P.U.N.K.展開とGP展開を繋ぐ架け橋。

レベル3P.U.N.K.モンスター2体でエクシーズ召喚し、《ベター・ラック》をサーチしてGP展開へ繋ぎます。

P.U.N.K.展開後はライフが減っているため①のサーチ効果にデッキからGPモンスターを1体墓地に送る効果が追加されます。相手のデッキがわからないうちは《スタート・エンジン》を構えたいので《キャリー》を墓地へ送ることが多いですが、《GP-RB》をあらかじめ墓地へ送り《リオン》の②の効果で特殊召喚してモンスター効果の2妨害も構えることもたまーーーにあります。ただ、今のところは無難に《キャリー》落としで大丈夫そうです。

 

《No.38希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》(以下タイタニック・ギャラクシー)

《No.90銀河眼の光子卿》

制圧用ランク8エクシーズ。

あまり出す機会はありませんが、効果使用後に場に残った《ドラゴン・ドライブ》とGP魔法でサーチした《Nブラスター》でエクシーズ召喚できます。相手のモンスターには《スタート・エンジン》や《ガブ》で対応できるので魔法をカウンターできる《タイタニック・ギャラクシー》の方がやや重要度が高いです。

展開ルート

基本展開

《娑楽斎》《ディアノート》《エクストリーム・セッション》を使用しない展開の一例です。この記事に掲載したデッキレシピでは使用することが少ない展開ですが、基本になるので載せておきます。

0.初手:セアミン+手札コスト

1.セアミンを召喚。LP600払ってセアミン効果発動。フォクシーをサーチ。

2.フォクシーを捨ててフォクシー効果発動。手札コストを捨ててスパイダーをリクルート

3.LP600払ってスパイダー効果発動。ガブをサーチ。ガブをセット。

4.セアミンとスパイダーでキャリー号をエクシーズ召喚。

5.キャリー号のエクシーズ素材を取り除いてキャリー号の効果発動。ベターラックをサーチ。キャリーを墓地へ送る。

6.ベター・ラックを発動。発動時の処理でリオンをサーチ。

7.リオンの①効果発動。リオン特殊召喚。リオンの②効果発動。キャリーを蘇生。

8.キャリー効果発動。スタートエンジンをサーチ。スタートエンジンをセット。

9.ターン終了時、キャリー号の効果発動。キャリー号をEXデッキに戻しデッキからキャリーをリクルート

10.ベター・ラック効果発動。カードを1枚ドロー。

結果

モンスター:リオン・キャリー・キャリー

魔罠:ベターラック・ガブ・スタートエンジン

手札:+1枚

リオンは相手メインフェイズに自分の場のGPモンスターのみを素材にシンクロ召喚可能なため、《リオン》+《キャリー》×2で《氷結界の龍トリシューラ》をシンクロ召喚できます。

また、《キャリー号》の効果で《キャリー》ではなく《GP-RB》や《Nヘッダー》を墓地へ送った場合はレベル11のシンクロモンスターや《GP-RB》の効果で《GP-PB》を特殊召喚できます。ただし、《キャリー》を蘇生しなかった場合は《スタート・エンジン》をセットできず1妨害減ることは留意しておきたいです。

娑楽斎入り展開

《娑楽斎》を経由した展開です。上述の通り《カープライジング》にうららを貰うと世界が破滅するのでかなりハイリスクハイリターンな展開です。

0.初手:セアミン+手札コスト

1.セアミンを召喚。LP600払ってセアミンの効果発動。フォクシーをサーチ。

2.フォクシーを捨ててフォクシーの効果発動。手札コストを捨てて娑楽斎をリクルート

3.LP600払って娑楽斎の効果発動。カープライジングを融合召喚

4.カープライジングをリリースしてカープライジング効果発動。デッキからワゴンとディアノートをリクルート

5.LP600払ってワゴンの効果発動。デッキからエクストリームセッションをサーチ。エクストリームセッションを発動。

6.ワゴンとディアノートでドラゴンドライブシンクロ召喚。LP600払ってドラゴンドライブとディアノートの効果発動。墓地からセアミン*2※を蘇生。デッキからスパイダーをサーチ。エクストリームセッションの効果発動。カードを1枚ドロー。

7.墓地のP.U.N.K.カードを1枚除外してエクストリームセッションの効果発動。手札からスパイダーを特殊召喚

8.スパイダーの効果発動。デッキからガブをサーチ。エクストリームセッションの効果発動。カードを1枚ドロー。ガブをセット。

9.セアミンとスパイダーでキャリー号をエクシーズ召喚。

10.キャリー号のエクシーズ素材を取り除いてキャリー号の効果発動。ベターラックをサーチ。キャリーを墓地へ送る。

11.ベター・ラックを発動。発動時の処理でリオンをサーチ。

12.リオンの①の効果発動。リオンを特殊召喚。リオンの②の効果発動。キャリーを蘇生。

13.キャリーの効果発動。スタートエンジンをサーチ。スタートエンジンをセット。

14.ターン終了時、キャリー号の効果発動。キャリー号をEXデッキに戻しデッキからキャリーをリクルート

15.ベター・ラック効果発動。カードを1枚ドロー。

結果
モンスター:ドラゴンドライブ・リオン・キャリー・キャリー

魔罠:エクストリームセッション・ベターラック・ガブ・スタートエンジン

手札:+3枚
ドローを3枚重ねられるので手札誘発や更なる展開札を引き込みやすくなる展開です。

上述の通りリスクが大きいため手札に相手の妨害ケアできる指名者を握っている場合や既にセアミンにうららを切らせた場合に使用したいです。

終わりに

久しぶりに記事を書いたら見事なまでに尻すぼみな感じになりました。もう出涸らしで何も残ってません。

【GP P.U.N.K.】はまぁまぁ強く研究し甲斐のある面白デッキなので色々な方に触ってみてほしいです。

*1:フォクシーef→セアミンss→娑楽斎ns→カープss→以下略

*2:レベル3P.U.N.K.ならどのモンスターでも問題ありません