【#ハースストーン】22.4~22.6環境リリアン備忘録【ミニセット追加~新拡張追加前】
※個人的な観測範囲内でのまとめになるため実際の数値とは誤差が生じる可能性があります。
※個人的な備忘録であるため、いち個人の感覚で書かれています。
パッチアップデート内容
22.4パッチの「オニクシアの巣アップデート」ではSI:7シナジーカード《SI:7密輸人》がアルタラックの谷に追加されました。王道モードでは強力なテンポカードとして注目を集め、【クエストローグ】が再び環境トップへと返り咲きました。時同じくしてデュエルでも《SI:7密輸人》を採用した【SI:7リリアン】がカジュアルにて12勝を勝ち取りました。ボード戦で結果を出すことがここ数ヶ月ほぼ無かったリリアンとしてはかなり珍しい事例です。しかし、その後の22.4.3パッチで《SI:7密輸人》は速攻で《カザカサン》と共にナーフを食らいました。以後、カジュアル・ヒロイック共に【SI:7リリアン】は結果を残せていません。南無三。
22.6パッチは特に何も起こりませんでした。
22.4環境デッキ
スペルリリアン
デッキコード
AAEBAaIHD70EiAff4wKqywP31APi3QOp6wOu6wOO9AOh9AO9gAT7igSSnwSUnwT3nwQAAA==
ヒロイック12勝報告あり。
22.2環境でヒロイック12勝を達成したデッキと全く同じ初期リスト。今期を合わせると合計で3回の12勝を達成していることからリリアンで12勝を狙うならば比較的信憑性の高いリストとなります。
ただし、結果を出した際のパッシブ2が《おっと、全部呪文!》や《レジェンド戦利品》だったことを考えると試行回数はかなり嵩みそうです。
アグロリリアン
デッキコード
AAEBAaIHD9QFiAeqywPf3QPn3QPz3QOB5AOq6wOu6wOO9AOmigSSnwSUnwT2nwT3nwQAAA==
ヒロイック12勝報告あり。
かじぼさんが使用したリスト。初期リストに使用されたカードは全てコスト2以下というのが非常に特徴的です。パッシブ2で《レジェンド戦利品》をピックしたことで12勝に繋がったと本人は言っていましたが、リリアンは運と試行回数に頼らざるを得ないヒーローなので自分は運も含めて素晴らしい結果だと感じます。
使用トラッカー/参考サイト
【#ハースストーン】22.2環境リリアン備忘録【大型アップデート〜ミニセット前】
※個人的な観測範囲内でのまとめになるため実際の数値とは誤差が生じる可能性があります。
※個人的な備忘録であるため、いち個人の感覚で書かれています。
22.2パッチアップデート内容
主にリリアンが影響を受けたパッチは22.2パッチの《影纏い》と《影業師スキャブス》のナーフ及びパッシブ1お宝の《ファイアシェイパー》の削除です。
まずは2枚のクラスカードのナーフですが、どちらも前環境で活躍していた【KBリリアン】のコアカードであったため致命傷となってしまいました。それぞれ《影纏い》は《大逆の刃キングスベイン》を振る回数とバーストまでの時間を稼ぎ、《影業師スキャブス》は武器が通らない盤面のリセッター及びバースト要員として勝利に大きく貢献していたので現時点でこのデッキタイプの修復は非常に困難な状態です。
スペル軸のデッキが主流となっているリリアンにとっては《ファイアシェイパー》の削除の影響も大きく、サイクルを回すもしくは武器を強化するスペルを唱えても相手のボードのミニオンが残るようになったため、ミニオン軸の相手のビートダウンを止めることができず、以前とは比にならないほどに自身の体力の減りが早くなりました。《影業師スキャブス》がナーフされボードをリセットするタイミングも遅くなっているのでビートダウン系のデッキに顔を詰め切られる展開が非常に多くなりました。
相対的な立ち位置の変化
変わりません。TierF。
22.2環境デッキ
【武器リリアン】
デッキコード
AAEBAaIHD70EiAff4wKqywP31APi3QOp6wOu6wOO9AOh9AO9gAT7igSSnwSUnwT3nwQAAA==
ヒロイック12勝報告2件あり。
まずは22.2環境終了直前にkwareonが12勝を達成しました(22.2.2環境)。ここ最近は彼のリリアンの12winランを見てなかったので久しぶりに見れて嬉しいです。
氏曰く「全呪文引けなきゃ厳しい。マジでキツいけど俺のお気に入りデッキだからやったよ(超意訳)」です。
今あえてリリアンをピックする人は多分みんな同じこと考えているような気がします。
これに続き22.2.2環境最終日にも同様のデッキリストで12勝報告が一件確認できました。パッシブが《戦場稼ぎ》と《レジェンド戦利品》の組み合わせだったので再現性としては低く感じますが、他に結果を出しているリストがない以上このリストが現状ベストに最も近いリストと言えるでしょう。
まとめ
・kwareonが結果を出したことで首の皮1枚繋がったが余りにも戦績が酷過ぎる。
・リリアンは物好き以外絶対に選ばない方が良い。
参考サイト・ページ/トラッカー
【#ハースストーン】22.0.2環境リリアン備忘録【フリーズモザキ強化~大型バランス調整前】
※個人的な観測範囲内でのまとめになるため実際の数値とは誤差が生じる可能性があります。
※個人的な備忘録であるため、いち個人の感覚で書かれています。
22.0.2パッチアップデート内容
デュエル環境に大きく影響を与えた変更は《山火事》の仕様変更と《魔導師ドーングラスプ》のコスト-1のバランス調整です。
22.0環境でモザキのメジャーなデッキタイプであった【フリーズモザキ】では《山火事》で強化したヒーローパワーがリセットされてしまうという点から《魔導師ドーングラスプ》の採用が敬遠されることが多々ありました。しかし、《山火事》のヒーローパワー変更後もヒロパダメ+1を維持するという仕様変更及び《魔導師ドーングラスプ》のコスト-1の修正を受けてほぼ全てのリストに《魔導師ドーングラスプ》が採用されるようになりました。
《魔導師ドーングラスプ》を採用する最も大きなメリットは《戦力結集》をパッシブ2の受けとして選択できる点にあります。《魔導師ドーングラスプ》のcipで《無限の魔力》を唱え直し、ターン開始時のデッキ枚数を常に2枚にすることで雄叫びのカードを切ってもファティーグダメージを受けることがなくなりました。これによりパッシブ2の受けが広がり、パッシブ安定性の向上に繋がりました。
相対的な立ち位置の変化
Only Lilian is dead... hahaha:^)#DuelsHS pic.twitter.com/R18dsUAcTD
— ゆめは (@yumeha_gbf) 2022年1月15日
ここまで綺麗な落ちこぼれ、なかなか見れません。
20.0.2環境デッキ
【KBリリアン】
デッキコード
AAEBAaIHD9QF7gavEOXRAt/jArvvAqrLA/fUA+LdA+fdA6nrA6zrA7+ABPuKBJKfBAAA
ヒロイック12勝報告あり。
【フリーズモザキ】が強化を受けて流行している不利な環境に逆らい、12勝という結果を同デッキタイプで4回残しました。各初期デッキリストはブログ下部のリンクに貼ってあります。
デッキのベースは20.0環境で結果を残した《ミスター・スマイト》を採用した【武器リリアン】。それを更に《キングスベイン》と《ミスター・スマイト》に軸を寄せて、より尖った構築になっています。
最終的には上記のリストか、上記リストの《雲隠れ》を《凶悪なる一撃》に交換したリストがリリアンの中では一番マシな初期デッキとなっています。
他のデッキタイプ
全部死んでます。助けてくれ。
まとめ
・【KBリリアン】の初期リストが完成形に近付きつつある(けど弱い)。
・スタンダードのローグ環境を見るにリリアン成長の一端を担ってくれた《影纏い》・《ミスター・スマイト》・《影業師スキャブス》はいつナーフされてもおかしくない。ヤバい。
参考サイト・ページ/トラッカー
【#ハースストーン】22.0環境リリアン備忘録【「アルタラック」プレリリース〜フリーズモザキ強化前】
※個人的な観測範囲内でのまとめになるため実際の数値とは誤差が生じる可能性があります。
※個人的な備忘録であるため、いち個人の感覚で書かれています。
22.0パッチアップデート内容
めぼしいアップデートはスレイトの断末魔パッシブ解禁・カードプールの拡張・パッシブお宝の追加の3つです。それぞれの項目に分けて影響を見ていきます。
【断末魔スレイト】のパッシブ解禁
22.0環境からスレイトに断末魔シナジーのパッシブお宝が提示されるように変更されました。今まで不具合で提示がされていなかった訳ではなく、【断末魔スレイト】のデッキパワーがあまりにも高すぎたため意図的に提示がされませんでした。
新規断末魔パッシブ2《迅速な埋葬》と《デスストライダー》、《デスゲーム》が織りなすシナジーはスレイトを即座に環境トップへと押し上げました。マリガンで《デスストライダー》を引けた場合は後攻1ターン目に勝負が決まることもそうそう珍しいことではありませんでした。この影響でトップTierではパワーバランスの変化が起き、スレイト及びスレイトに強いモザキのピック率が上がったことで相対的にリリアンの天敵テュラリオンが若干ですが数を減らしました。しかし、リリアンにとっては【フリーズモザキ】も天敵であるため環境的に不利な状況は変わりません。依然として最下位を独走中なので自分のデッキのコンセプトを実行することで精一杯です。
カードプールの拡張
新拡張「アルタラック」で強くプッシュされていた【強盗リリアン】も【断末魔リリアン】も良い結果を残せませんでした。リリアン復活の頼みの綱であった《影業師スキャブス》も7ターン目までに決着が付くことが多かったため、あまり理想的な働きは出来ませんでした。
旧拡張「GvG」は過去の拡張ということもあり大半のカードがパワー不足を拭えませんでした。ただ、その中でも唯一輝きを失わなかったカードが《ティンカーの刃研ぎ油》です。武器バフでは破格の3点は【武器リリアン】の序盤の安定性向上へと繋がりました。それと同時に突撃を持つ《南海の甲板員》はバースト要員として評価が上がりました。
パッシブお宝の追加
パッシブお宝が新たに約10種類追加されました。しかし、《エルーンの偶像》以外のパッシブお宝は現在のリリアンにあまり優位に働くものではありませんでした。
《エルーンの偶像》は高コストでバリューの高いスペルと相性が良いので細かいスペルを乱射する【スペルリリアン】との相性はそれほど良くありません。しかし、武器バフを1ターンずつ刻んでいく【武器リリアン】は実質武器バフを2倍にできるためパッシブ2の中では比較的相性が良いお宝になります。実際に《エルーンの偶像》を使用した【武器リリアン】のカジュアル12勝の報告が出ています。
相対的立ち位置の変化
落ちました。TierDからTierFです。他のデッキタイプが「アルタラック」の新規カードを取り込みパワーアップした中で完全に置いていかれました。
TierCが弱い、TierDが物凄く弱いとすると、TierFは存在意義が危ういというところでしょうか。もうそのレベルまで来ています。もしかしたら時が来たらディアブロの代わりにリリアンがウィザード・デュエルから退場するかもしれませんね(冗談にならない)。
デッキタイプ
【スペルリリアン】
デッキコード
AAEBAaIHD70EiAff4wKqywP31APi3QOp6wOs6wOt6wOu6wOO9AOh9AOSnwSUnwT3nwQAAA==
サンプルデッキは21.8環境のものと同様です。
前環境まではリリアンの唯一の希望のような立ち位置でしたが、22.0環境では思ったような結果を出すことが出来ませんでした。
【武器リリアン】
デッキコードAAEBAaIHD9QF7gavELvvAqrLA/fUA/PdA6nrA6zrA72ABL+ABKaKBPuKBJKfBPefBAAA
ヒロイック12勝報告あり。
カードプール拡張で初期デッキに《ティンカーの刃研ぎ油》を採用できるようになり、武器バフを安定して供給できるようになりました。これにより前環境と比較すると初期デッキのパワーがやんわり上がっています。ほんの少しだけですが。
また、環境の中心がスレイトに移り変わり、勝つことがほぼ不可能なマッチの【聖盾テュラリオン】が(前環境と比較して)数を減らしました。この環境の変化は武器でダメージを通すこのデッキタイプにとっては追い風となりました。しかし、他のクラスと比較するとお宝の噛み合いによる博打デッキであることには変わらず、不安定で低アベレージという状態は変わっていません。
【クエストリリアン】
デッキコードAAEBAaIHD4gFl8EChsICw+oCqssD3NsD590D890Dw+EDkuQD+4oEoY0E9p8E958EnKAEAAA=
《戦羊騎兵司令官》の追加で大幅な強化を受けたデッキタイプ。パッシブ2で《闘争のトーテム》をピックできた場合は《戦羊騎兵司令官》1枚を引くだけでクエストを達成できます。
すでに数人のプレイヤーがこのデッキタイプを試してはいますが、10勝や11勝といった大きな勝利の結果報告は見当たりません。終盤になればなるほど《戦羊騎兵司令官》へのアクセスが難しくなるという弱点を如何にカバーするのかが課題となっているようです。
【強盗リリアン】/【断末魔リリアン】
サンプルデッキなし。
「アルタラック」で再度プッシュされたシナジーです。どちらもバケット報酬の種類が20種類超と非常に多く、当たりと外れの振れ幅が激し過ぎるためデッキの軸とするには不安定です。コンセプトと強いシナジーを持つ愛用の宝物やヒロパがないということもあり、思うような結果を残せていないのが現状です。
まとめ
・リリアンは常に落ち目。
・もし使うなら【武器リリアン】が無難。
参考サイト・ページ/使用トラッカー
【#ハースストーン】21.8環境リリアン備忘録【ワイヤーナーフ〜「アルタラック」追加前】
※個人的な観測範囲内でのまとめになるため実際の数値とは誤差が生じる可能性があります。
※個人的な備忘録であるため、いち個人の感覚で書かれています。
立ち位置の変化
【スペルリリアン】の大きなダメージソースであった《絞殺ワイヤー》のナーフ、そしてディアブロの躍進を受けて21.6環境よりも立ち位置が悪くなりました。他のクラスとの相対的な安定感や強さを比較すると単独でTierCからTierDに落ちたように感じます。
11月30日現在、21.8環境にてヒロイック・カジュアルを含めて10勝以上を記録している戦績は確認出来る限り3件しかありません。10~11勝の戦績はSNS等に投稿しないプレイヤーが大半なのでトラッカーの記録以外から見つけるのは困難です。しかし、使用率を加味するとそれらの戦績を含めても両手で数えられる数くらいしか結果を出せていないと思います。
デッキタイプ
【スペルリリアン】
デッキコード
AAEBAaIHD70EiAff4wKqywP31APi3QOp6wOs6wOt6wOu6wOO9AOh9AOSnwSUnwT3nwQAAA==
ヒロイック12勝報告あり。
パッシブ1,2共にの受けが非常に狭い博打デッキ。前環境の時点で後半戦のドローソース不足と火力不足が目立つデッキでしたが、《絞殺ワイヤー》がナーフされたことによりデッキの欠陥はより顕著になりました。21.6環境ではパッシブ2の受けが《おっと、全部呪文!》のみ*1という制限がありましたが、現在はそれに加えてパッシブ1が《弟子のローブ》、《ファイアシェイパー》等のスペル火力増強系パッシブでなくては最大40になる相手の体力を削り切れないという悲惨な現状となっています*2。
スペル軸デッキがスペル軸最強パッシブの《おっと、全部呪文!》を取っても安定した勝利が望めないというのが【スペルリリアン】の不安定さを物語っています。
おまけに、この手のバーンデッキは前半戦で強いため、パッシブ2を得るまでの3戦を全勝で超えられる可能性が高いという強みを持っていました。しかし、《絞殺ワイヤー》のナーフでその強みが削がれてしまいました。これも【スペルリリアン】の後退の要因の一つとして考えられます。
【雄叫びリリアン】
バケゴミ(バケットがゴミカス)という致命的な欠点を差し引いてもエレメンタルや魂の欠片のようなカード間のシナジーがないため他のクラスの雄叫びデッキと比較するとパワー不足を感じます。このクラス固有のカード間シナジーが生まれない限り、リリアンが雄叫び軸で環境に乗り込むのは難しいでしょう。
【武器リリアン】
デッキコード
AAECAaIHD6rLA4jQA4vQA6rSA/fUA4HkA6nrA6rrA6zrA63rA6aKBP2VBPefBPugBMajBAAA
ヒロイック12勝報告あり。
《グロマッシュの腕当て》のリメイクによる追い風が期待されていたデッキタイプでしたが、思うような結果が出せませんでした。主な原因は同じく《グロマッシュの腕当て》リメイクの恩恵を受けたテュラリオンの増加です。ミニオン展開をしないデッキに対して滅法強い【聖盾テュラリオン】が増加したことにより【武器リリアン】は今まで以上に厳しい立ち位置となりました。
また、テュラリオンの《グロマッシュの腕当て》のサーチ先である《RGS》への対策として雄叫び軸のデッキで《腐り錆のクサリヘビ》の採用が目立つようになりました。これも1つの武器へ投資を大量にする【武器リリアン】にとっては激しい向かい風となっています。
まとめ
参考サイト・ページ/使用トラッカーなど
【グラブル】第59回風属性有利古戦場【ニオ超越無し】
日程
11月21日〜11月28日
土曜日 本戦4日目
日曜日 予選・SPバトル
休日・祝日 11月23日(インターバル)
使用編成
EX+(2200万)
シャトラ1アビのみ2200万の奥義編成。
奥義硬直なんて気にしないシャトラ金剣信者です。
95/100HELL(フルオート)
何も考えずにYouTubeで見つけた武器編成を真似ただけです。確か泡沫メインで確クリです。
キャラ編成は強いキャラを片っ端から詰めました。本来なら事前にある程度の編成を考えておくべきでしたが、NetflixでARCANEを見た影響を受けて久しぶりにLoRをずっとやってました。古戦場より面白いのでぜひ見てください。
150HELL(フルオート)
だいぶ攻撃が激しくなってきたので編成を背水堅守に寄せました。
ティア拳はティア銃に、インドラリムは3本から4本に変更。ビークが1本抜けたので火力がガタ落ちしましたがガチガチ堅守でそれなりに安定はしてました。タイムは知りません。ちなみにこれで確クリらしいです。
50%を割ったときのトリガーのバフの量がとんでもないのでグラビティをディスペルに変更。CT2なのに5ターンバフ5個付与は流石にクソボス認定といったところ。
あとは安定性を意識してナルメアをエスタリオラと交代したくらいです。
結果
3-1(〇〇×〇)
騎空団累計貢献度 約94億
騎空団ランキング 5,080位
【#ハースストーン 】新拡張「烈戦!アルタラックの谷」のリリアン的事前評価【全呪文狂信者】
全呪文をピックすることでのみ存在することを許されている現環境唯一のTierDのリリアン視点でお送り致します。
ちなみに前回の「デッドマイン」の事前評価ではほぼ全て予想を外しました。信じないでください。
※この評価予想は次拡張でのデュエルのバランス調整発表前に書いたものです。バランス調整によりお宝などに変化があった場合、後々追記すると思います。
評価基準
リリアンはバケゴミ(バケットがゴミカス)なので実際に実装されてからどのバケットに所属しているかによってカードの評価は全く異なったものになってしまいます。なので評価基準を改めて見直し、今回はバケット予想を度外視して単純なカードパワーだけで評価をしていきたいと思います。
A:初期デッキ投入
B:報酬に入ってると嬉しい
C:報酬に入ってても気にならない
D:報酬に入っていたら避ける
カード事前評価
ローグ
《影業師スキャブス》
評価:A
バケット予想:無所属
ローグに不足しているボードリセットの補完をしつつ、8打点分の隠れ身ミニオンを準備し、序盤以外腐るヒロパのリセットをしてくれます。雄叫びカード扱いなので《みんな一緒に!》の恩恵を受けられるのも魅力的ですね。様々なデッキでの採用が考えられます。
そもそも回復を持たないヒーローがデュエル環境で7ターン目まで生き延びることが出来るのかという疑問は残りますが、カードパワー自体は高いので期待しています。リリアンを変えてください。
《セラシーン・フリートランナー》
評価:D
バケット予想:盗癖
何もコメントできません。
《フォーセイクンの将校》
評価:A
本気で【断末魔ローグ】を組ませようとしている気概を感じられる1枚。
【断末魔リリアン】を組むのであれば是非とも初期デッキに投入したいカードの1枚です。卵系ミニオンと同時に投げて《地獄に道連れ!》で卵の中身を増やすことも、テンポで卵系ミニオンを置いて次のターンに2/2/2の卵を特攻させることもできます。とにかく強くて便利です。
惜しいのはリリアンのヒロパと愛用の宝物には断末魔シナジーを持つものがない点。スレイトやオムのように能動的な断末魔の発動が出来ないので断末魔ミニオンが置き物になりがちです。どうしたもんですかね。
今回の事前評価ではバケットに関して触れない予定でしたがこのカードだけは触れておきます。このミニオンには隠れ身が付いてるので下手したら〈影の仕事人バケット〉に入っている可能性があります。もしこの嫌な予想が当たっていたら【断末魔リリアン】は日の目を見ずに終わりそうです。
《ロボトマイザー》
評価:D
バケット予想:盗癖
最序盤に引くとテンポを失わず強盗シナジーの起動を試みることが出来る武器です。しかし、中盤以降に引いた際に攻撃力2では上手く機能せず、盗むカードはランダムで、2/2武器はヒロパと競合してしまう点を踏まえるとあまり強くない気がします。
報酬で抱き合わせられるカードにもよりますがあまり取りに行きたくないカードですね。
《スノーフォール墓地》
評価:D
【断末魔リリアン】を組むとしてもこのカードは余程のことがないと初期デッキに入らないと思います。3マナ分のテンポロスと1枚のハンドロスを取り返せるバリューを持った断末魔カードが追加されたら話は変わってきます。
《ワイルドポーのノール》
評価:A
バケット予想:盗癖
本気で【強盗ローグ】を組ませようとしている気概を感じられる1枚。
手札から使用したカードの枚数ではなく手札に追加したカードの枚数に依存しているのはとても良いですね。強盗カードでゴミを掴まされても何とかなります。
初期デッキに入れられる強盗カードのレパートリーが少ないのが少し残念。
《偵察》
評価:D
1年遅れで貰った予習。デュエルプール全体からの発見では範囲が広すぎるので不安定過ぎて弱いです。
予習系カードは自分のクラス(と中立)という狭いプールからカードを発見できるため、ある程度狙いを定めやすいのが強みです。このカードにはそれが欠落しています。素直に強盗学の予習を刷ってくれ。
《コールドトゥースのイエティ》
評価:D
バケット予想:コンボ
TGTから時空を超えて収録されたらしい。
《二重スパイ》
評価:A
バケット予想:盗癖
本気で【強盗ローグ】を組ませようとしている気概を感じられる1枚。
《ワイルドポーのノール》と同じく欠点は初期デッキの強盗カードの少なさ。
ここまでされると流石に可能性を感じてきてしまいます。
《隠し禁制品》
評価:C
バケット予想:盗癖
RNGに頼ることになるので強さにブレが起こりやすく安定性がありません。特に3戦目あたりまでは他のクラスのカードを手札にさえ加えていない間に手札にこのカードが来てしまう危険性もあります。なので初期デッキには採用したくありません。
ただ、ピックを避けるほどではありません。
中立
《森の王アイヴァス》
評価:C
バケット予想:タフガイ
いつでも使える《戦力結集》のトリガー。《闘争のトーテム》との相性が最悪。
《血吼のコラック》
評価:A
バケット予想:断末魔(中立)
出した次のターンに除去をしなければ武勲を避けて毎ターン特攻し始めるので相当処理に困るように感じます。少なくとも自分は出されたら嫌ですね。
同拡張のクラス固有カード《フォーセイクンの将校》とはかなり相性が良い思います。
【断末魔リリアン】いけます!
《ドレクサー》/《ヴァンダル・ストームパイク》
評価:C
バケット予想:無所属
どちらも4/4/4の雄叫び持ち準バニラなのでピックを避けるほどのカードではありません。ミニオン軸であれば《戦力結集》のドローの繋ぎに使えれば十分です。
《氷の王ロコラー》
評価:D
バケット予想:タフガイ
リリアンでは使い道がなさそうです。
《グリムトーテムの賞金稼ぎ》
評価:A
バケット予想:雄叫びとコンボ
ミニオン軸のデッキを組むのであれば初期デッキから投入します。ミニオン軸の相手なら汎用性が高く採用されやすい《ロウゼブ》や愛用の宝物ミニオンを叩き潰してくれそうです。
スペル軸の相手には若干腐りますが、最低限のスタッツを持ち《戦力結集》のトリガーになるので全く使えない訳ではないです。
《アイス自販機》
評価:D
バケット予想:断末魔(中立)
1ターンの延命が勝利に繋がることもありますが、リリアンは能動的に断末魔を起動する手段に欠けているため都合よく相手を凍結できる機会はありません。スレイトの《デスゲーム》で凍結させられ続けたらキレます。
《氷付けのマンモス》
評価:D
バケット予想:無所属
火炎呪文を持ってません。こういうカードを中立で刷るのをやめてください。
《連爆の魔術師》
評価:A〜B
バケット予想:?
バケット汚染を起こさずにAoEを持てるのは偉いような気がします。問題はデュエル環境は5マナの《冒涜》でボードクリアが出来るかどうかという点。《南海の船長》や《報復の武装》だけでお釈迦になります。
《涜れし将校》
評価:D
バケット予想:タフガイ
重い。遅い。間に合わない。
《アイアンディープのトログ》
評価:A
バケット予想:下っ端
「呪文を使用する度」ではなく「呪文を使用した後」なのが惜しいですね。ミニオン軸とスペル軸がどちらもトップメタに居座っているので初期デッキには入れませんが、途中で拾ったらあらぬところで活躍をする可能性が感じられます。
《雪目のハーピィ》
評価:C
バケット予想:雄叫びとコンボ
凍気呪文を持ってません。こういうカードを中立で刷るのをやめてください。
《コボルトの親分》
評価:A
バケット予想:雄叫びとコンボ
リリアンで盤面戦を狙う雄叫びデッキを組むことが出来れば強いと思います。
《ストームスパイクの元帥》
評価:C
バケット予想:無所属
対オム、ステリーナ用カード。リリアンはコスト軽減とシナジーのあるヒーローではないので多分デッキに入れません。
《フロストウルフの戦将》
評価:D
バケット予想:無所属
多分手札が足りません。
《ノームの二等兵》
評価:D
完全なノイズ。1マナで1/1/3と1/3/2を展開しつつ欠片を埋めるウィローを見習ってください。
《待ち伏せる斥候》
評価:D
リリアンのヒーローパワーは《ローグ的戦闘術》ほぼ一択なので使われないと思います。
《伍長》
評価:D
即効性のない武勲カードは多分デュエル環境下ではほぼ機能しません。
《ギャングスター》
評価:C
バケット予想:下っ端
序盤であればミニオン1体とトレードできるから強そうに見えます。中盤以降は相手に上手いように捌かれてしまいそうなので初期デッキには入れたくありません。嘘かもしれません。ステルス持ちのアタック4は強そうにも見えてきました。わからん…。
《戦羊騎兵司令官》
評価:A
バケット予想:雄叫びとコンボ
《ストームスパイクの兵站将校》
評価:D
バケット予想:下っ端
【スペルリリアン】で《ハガサの抱擁》をピックしたとき弱かったのできっとこのカードも弱いです。
《反射エンジニア》
評価:C
バケット予想:雄叫びとコンボ
今拡張で一番効果がユニーク且つ実践にも使えそうで好きなカードです。
能動的な断末魔起動手段の少ない【断末魔リリアン】にとっては卵系ミニオンを出た瞬間に割れるようになるメリットはかなり大きく感じます。しかし、そのメリットを享受できるのはごくごく限られたミニオンなので初期デッキに入れるかどうかは悩みどころです。
《おんぶインプ》
評価:C
バケット予想:断末魔(中立)
ピックを避けるほどではありませんが如何せんヘルスが小さすぎて不安感が残ります。
《ダイアウルフの騎兵武将》
評価:D
即効性のない武勲は案山子です。
《トーチカの軍曹》
評価:A~B
バケット予想:雄叫びとコンボ
条件の緩いAOE持ち。良い感じです。
《闘争のトーテム》を取れていた場合は1枚で《密言・虚無》の《ヴォイド・フィーンド》を返すことが出来ます!これAOEの少ないリリアンでは滅茶苦茶偉いことなんですよ!
《氷のレヴナント》
評価:D
バケット予想:雄叫びとコンボ
凍気呪文を持ってません。こういうカードを中立で刷るのをやめてください。
《ロコラーの伝令》
評価:C
バケット予想:雄叫びとコンボ
凍気呪文を持ってません。こういうカードを中立で刷るのをやめてください。
《塔の軍曹》
評価:C
バケット予想:雄叫びとコンボ
リリアンは横並びを維持することが他のクラスと比較すると長けていないため採用される機会は少なさそうです。《特攻野郎》が環境の中心にいる間は厳しいと思いますが…。
《騎士隊長》
評価:B
抱き合わせられるカードによりますが単体では強めです。
1ターン目に《戦力結集》で引かれて次のターンに《みんな一緒に!》でコスト軽減されてボードを返されつつ叩き付けられたらタブレットを破壊しそうです。
《闘争のトーテム》で顔に6点飛ばされてもキレます。
《血斗衛士》
評価:C
バケット予想:無所属
リリアンはそう都合よく横並びが出来ないというのと、こういうヘルスの大きいミニオンを置くと《密言・虚無》で返されるのが運命と決まっています。
《暴れヒポグリフ》
評価:C
バケット予想:中堅
悪くない性能をしていると思います。中盤は3点で抜ける敵は結構多いです。《南海の船長》、《デファイアスの砲手》、《悪辣なる海賊》あたりがいい標的です。
《氷蹄の護衛》
評価:D
バケット予想:ショックトルーパー
今拡張で出されたくないカードランキング暫定トップ。
《衛士隊長》
評価:C
バケット予想:断末魔(中立)
【薬師ローグ】を想起させます。懐かしいですね。
対戦を重ねるごとに腐っていくような気がするので初期デッキにあまり投入する気はありません。
《ドデカいフクロウ》
評価:C
バケット予想:断末魔(中立)
リリアンでは多分間に合いません。《ネクリウムの薬師》や《コボルトの幻術師》とのコンボは強そうですが成功するのはせいぜい2戦目までが限界かと思います。
《トロルの伯騎長》
評価:D
バケット予想:タフガイ
重い。遅い。間に合わない。
仮構築
【強盗リリアン】
ヒロパ…《コネ》
愛用の宝物…《ネルビアンの売虫》
デッキコードAAEBAaIHD/oOm8gCqJgD/tED/OgD5/ADyfkDvoAE+4oE7qAEu6QE0qQE4KQE46QE+6UEAAA=
〈盗癖〉でバケット固定(仮)。
《みんな一緒に!》が取れた時に2ターン目に置く《二重スパイ》が相当強いだろうなぁとか考えながら組みました。《闘争のトーテム》を取ったら3倍です!強い!
このデッキの目的は盗んだカードを使うことではなくカードを盗むことなので《イセリアルの売人》は入れてません。
【クエストリリアン】
ヒロパ…《コネ》
愛用の宝物…《必勝の切り札》
デッキコードAAEBAaIHD5fBAobCAuvCAsbHAqrLA5XNA9zbA8PhA5LkA8j5A6GNBPafBPefBJygBOGkBAAA
バケット固定はなし。
優勝します。
【大御所コラック】
ヒロパ…《ローグ的戦闘術》
愛用の宝物…《緑トートラン甲羅》
デッキコード
AAEBAaIHD/oOz+ECw+oClc0DitIDq9IDw+ED5/AD0/MDjfQDofQD+4oE958E8qQEidIEAAA=
バケット固定無しの大御所ディスク狙い。
奇をてらって組んだのでなく、〈断末魔バケット〉で染めつつコラックを活かすデッキが上手く組めなかったのでレジェンド染めにしました。
まとめ
今拡張で追加されたクラスカードはコンセプトがとっ散らかっています。《偵察》あたりはその典型例ですね。無理やりコンセプトを混ぜたのでキメラになってます。その中に何枚か強そうなカードが混ざっているところがまさにローグという感じがします。
自分の推しカードはコイツらです。一緒に天下取ろうな!
主に追加カードのあったコンセプトは断末魔シナジーと強盗シナジー。どちらもバケットが存在するコンセプトですが、バケット内の報酬が強くないので大きな期待はできません。バケットの刷新があった場合は別ですけどね。
ただ、再三になりますが断末魔や盗癖とのシナジーを持つヒーローパワーや愛用の宝物を持っていないのは致命的です。自分はリリアンにデッキ構築の余地がないのはバケゴミ以外にも原因があると考えています。そこらへんは次の環境で色々試してからフィードバックを投げようかと思います。正直に言うと《RGS》や《密言・虚無》、《爆破解体スクラッパー》のようなゲームを壊したり汎用性の高い愛用のお宝が欲しいです…。
ダガーだけを抱えて今のデュエル環境を歩むのは無茶です。兵器と魔法の世界に転生した一般人くらい弱いです。
そんなこんなを考えると来期も穢れたフェル石を抱えながら底辺を這いずり回っているかもしれませんね。